ハンドメイド作品の通販で、切っても切り離せないものが梱包やギフトラッピングですよね
配送中に作品が壊れたり、あまりにもラッピングがぐちゃぐちゃになっていたら「またここで買いたいな」とは思ってもらえません
お客様が作品より先に目にするのは梱包なので、ぜひこだわってほしい部分です
とはいえ、初めての出荷の際にどのような荷作りをすればいいかわかないですよね
「配送中の事故を防ぐには、どんな梱包をすればいい?」
「作品の雰囲気を壊さない、おしゃれなギフトラッピングとは?」
ハンドメイド作品通販において、ラッピング・梱包のポイントは以下の3つです
- 商品を輸送中の事故から守ること
- お客様に喜んでもらえるラッピングであること
- ブランドのオリジナリティを出すこと
3つにポイントををふまえて、ハンドメイド作家である私がおすすめのラッピング資材・梱包用品を紹介します

しっかりした梱包で【信頼】を、心をこめたラッピングで【特別感】をお客様へ提供します!
自分の作品にあった資材を最低限集めておいて、作品が売れた時にあわてないようにしましょう
ハンドメイド作品を壊れないように梱包するポイント・梱包資材の選び方
梱包やギフトラッピングは、大きく分けて2種類あります
- 最低限の破損防止とラッピング資材削減をする簡易梱包
- 破損防止はもちろん、ブランドや作品の個性を打ち出した梱包
破損防止さえしっかりしていれば、どちらが正解ということはありません
ブラントのコンセプトや作品イメージを考慮して、ラッピング・梱包資材を選んでください
まずは発送方法別の梱包サイズ・補償内容を確認
ハンドメイド販売サイトでは、基本的な発送方法を作家側で設定することができます
実際にどれを利用するかは、お客様に選んでいただくことがほとんどです
- 既定の梱包サイズからはみ出ないように注意する
- サイズや保障の有無を考慮して緩衝材などを選ぶ
注文がきてからでは納得のいく資材をそろえられないこともあるので、事前に梱包について考えておきましょう
可能な限りコストを抑えるなら、まとめ買い&通販
作品の価格を決めるときに、ある程度は梱包資材の経費を上乗せしておく必要があります
とはいえ、資材代で商品価格をどんどん上げていけば経費がかかり、必要以上に購入金額を上げてしまうことになります
作品ごとに資材の種類を決めてしまうと、かなりたくさん用意しないといけなくなるので、ある程度使いまわせるものを選ぶといいですね

副業なので、買い出しの時間はできるかぎり減らしたいところ!
本業や家事のすきま時間を利用して通販で梱包資材を手に入れれば、買い出しの時間を「作品作り」や「SNS販促の時間」に回すことができます
【要注意】マスキングテープの間違った使い方
シーズンごとに新柄が発売されるマスキングテープ!
作品の固定・装飾、袋の口を閉じるなどいろいろ使えて、上手に取り入れるとラピングの完成度が上がります
でも、外側の梱包に使うのは要注意です
でも「マスキングテープのかわいい柄は捨てがたい!」という人も多いと思います
そんな人には、マスキングテープでおなじみ【カモ井】の『mt for PACK』という梱包用テープをおすすめします

梱包に必要な粘着力・かわいい柄がそろった完璧な梱包用テープです!
「あえて簡易梱包」という選択
簡易梱包が決して悪いわけではありません
たとえば「エコ」を作品のテーマにしている場合、簡易梱包はコンセプトにそっていることになり、お客様への印象もよくなります
簡易梱包でも、次のポイントはしっかりおさえてください
- 安全を守る最低限の梱包でも、清潔でしっかりした資材を選ぶ
- メッセージカードなどでお客様への感謝を伝える
しっかりとした梱包をしたことによってクレームが来るということは、めったにありません
とはいえ簡易梱包・過剰梱包の考え方には個人差があるので、はっきりと定義することは難しいです

過剰梱包は、開封の手間・梱包材を捨てる手間を取らせてしまうということなんですよね・・・
お客様からの反応が心配な人は、梱包・ラッピングのサンプル画像を用意しておくといいでしょう
【基本&おすすめ】梱包資材とラッピング用品
ここからは、私が実際に使用している梱包資材やラッピング用品を紹介します

ここで、荷作りに大切なポイントを再確認!
- 商品を輸送中の事故から守ること
- お客様に喜んでもらえるラッピングであること
- ブランドのオリジナリティを出すこと
この3つのポイントをおさえた梱包資材は、次の3種類です
- 作品を守る梱包資材
OPP袋・緩衝材・段ボール箱など - 喜ばれるラッピング用品
台紙・リボン・メッセージカードなど - ブランドオリジナルのラッピング用品
簡単オーダーメイド
1.作品を守る梱包資材(OPP袋・緩衝材・段ボール箱など)
OPP袋
既製品の包装にもよく使われている、透明でしっかりした素材の袋です
小さいサイズは作品を直接入れたり、大きいサイズは段ボール箱を雨から守ったりと大活躍します
おすすめはクリスタルパックです

テープの有無・サイズなどとても種類が豊富なので、作品にあったOPP袋が見つかるはず!
▼名刺サイズよりひと回り大きく、テープ付き
緩衝材
緩衝材(プチプチなど)は、配送中の衝撃から作品を守ってくれます
100円ショップで販売されている緩衝材はあまり大きくありませんが、通販等でロール状の緩衝材を購入すると安く抑えられます
ダイソーのプチプチ(100円):120cm×120cm
※このサイズが各100円ショップで買えるプチプチの最大サイズです
ダイソーのプチプチと比べて100円あたりの面積が広ければお得なので、迷ったときは電卓で計算してみましょう
▼幅はダイソーの半分の60cmですが、長さが42mもあるプチプチ
段ボール箱・封筒
発送するときに一番外側になる包装が、段ボール箱や封筒ですね
緩衝材同様100円ショップでも買えますが、サイズに限りがあるので、適切な大きさの段ボール箱は通販で探すと見つけやすいです
▼定形外郵便の規格外サイズも小さめの段ボール箱で安全に配送
▼箱の内側にあるフラップで作品を浮かせ、衝撃から守る↓↓↓
▼定形郵便の最大サイズ角8封筒、ヘイコー製は薄すぎず厚すぎずで◎
2.喜ばれるラッピング用品(台紙・リボン・メッセージカードなど)
アクセサリー台紙
ピアスやネックレスなど、お店のようにアクセサリー台紙にセットすると、ラッピングがしやすく見た目もよくなります
ピアス・イヤリング・ネックレス・ヘアアクセサリー用など種類があるので、よく作る分の台紙はストックしておくといいですね
厚みのある台紙を利用すれば、梱包する際に作品を支えてくれる土台になります
▼ベーシックなピアス・イヤリング用アクセサリー台紙
▼オリジナルテンプレートをダウンロードして、自分で印刷で来る台紙もあります
リボン
OPP袋やラッピングバッグの口を閉じたりするのに便利なリボン
手芸用品店でも手に入りますが、ラッピング専門店の方が品ぞろえがかなり充実しています
数百円でひと巻き購入できるので、気に入ったリボンをストックしておきたい人にもおすすめです
▼ストライプがおしゃれなクレープリボン
▼柔らかく繊細なオーガンジーリボン
3.ブランドオリジナルラッピング用品(簡単オーダーメイド・自作)
オリジナルロゴやマークを入れた資材を使用すると、ラッピングの見た目がランクアップします
作る方法は大きく分けて2つです
- デザイン・印刷の一部またはすべてをや業者や得意な人に依頼する
- デザイン・印刷まですべて自分で作る
デザイン・印刷の一部またはすべてを業者や得意な人に依頼する
自分で作るスキルをある程度持っていても、本業や家事の合間に完成させるのはなかなか大変です
そんなときは、だれかに依頼したり印刷業者を利用しましょう
「外注したことないけれど、頼むのも難しそうだよね?」と思いますよね

簡単にデザイン依頼や印刷発注できるサービスを利用するといいですよ!
デザインを外注する場合は、『どういった場面で使用してOKなのか』デザイナーさんに事前に確認しておきます
登録デザイナーさんのサンプル作品・レビュー・価格などを考慮して、ブランドにぴったりのデザインを依頼しましょう
デザイン・印刷まですべて自分で作る
アクセサリー台紙やタグは、特別な知識・スキルがなくても自宅で作ることができます
一見「どうやって作るの?」「難しそう」と思いますよね
イラストやロゴを描いて、用途に合わせた紙に印刷するだけなので、スマホのアプリでデザイン・家庭用プリンターで印刷して作れます
【例】名刺サイズのアクセサリー台紙を作る場合
- デザインする(Canvaなど)
商用利用可能な素材を使用する - 印刷用紙を用意する
厚手の用紙がおすすめ - 家庭用プリンターで印刷する
ハンドメイド作品の梱包方法とラッピングまとめ
今回は、ハンドメイド作品のネット販売において望ましい荷作りについて解説しました
- 商品を輸送中の事故から守ること
- お客様に喜んでもらえるラッピングであること
- ブランドのオリジナリティを出すこと
3つのポイントをおさえて、自分のブランドに合った梱包資材やラッピング用品を選んでみてください
ハンドメイド作品のネット販売では、荷姿やギフトラッピングは作品より先にお客様の目に入ります
作品作り同様にこだわってほしい部分ではありますが、副業で使える時間は限りがあるので、ネット仕入などで上手に梱包資材を確保してください
最後まで、読んでいただきましてありがとうございました!